熊本地震
2016年8月4日
熊本地震から3カ月が経ち、熊本市内もある程度以前の生活に戻りつつあります。ただ受診していただいています患者さんが、罹災証明書を持ってこられると、近所の方でも自宅を失われ、まだまだ大変な思いをされている方も多くいらっしゃると思います。地震直後から遠方の友人知人から安否の確認や励ましお見舞いを頂戴し何らかの形で報告をしようと文章なども考えていたのですが、なにかと忙しく、やる気も起きずに今になってしまいました。2カ月以上前の話になりますが、出来事を報告させて頂きます。
4月14日午後9時半 新市街のジムで運動をしていましたら凄い音とともに激しい揺れがありました。何が起ったか全くわかりませんでしたが、周りの誰かが「震度7」といい、地震だと理解しました。
地震直後の診療室。物が落ちる程度で診療機器の破損などはありませんでした。びっくりしましたが、片付けて1日くらい休診して落ち着いたら診療再開とまだ余裕がありました。4月16日朝の診療室。2回目は相当揺れを感じ、タンスや食器棚は倒れガラスは割れて恐怖を感じました。しばらく停電し情報も入らず、余震も頻繁で身動きがとれませんでした。職場が気になったのですが、暗いうちは道路もどうなっているかわからず朝になるのを待って移動しました。外壁は壊れていましたが無事でした。隣家の瓦が敷地内に落ちて危険な為黄色紙(要注意)でした。
4月16日(土)から断水となり、余震も頻繁で激しく、仕事は18日(月) から20(水)まで休診(電話対応のみ)で21日(木)からはスタッフにも出勤してもらい25日(月)まで時間短縮で出来る事のみ(紹介や投薬)行いました。水が出ないと何も出来ないと痛感しました。25日(火)から水がでて診療再開となりました。生活面でも、喉が渇いたりひもじい思いをする事は皆無だったのですが、トイレ、風呂、洗い物などの水は不足し、雨水をためたり、玉名に入浴に行ったり、食事はカップラーメン、レトルト食品ばかりでした。新町は古い建物が多く、大変な所も多かったようです。心よりお見舞い申し上げます。
有り難い事で、大学の先輩方より大量の水、食料の支援がありました。
テレビでも報道されていましたが、実際にみますと熊本城の被害も深刻です。水前寺公園や熊本武道館の破損も大きく、時間帯によってはもっと人身被害が大きかったのではと思われます。
鉄筋の比較的新しい建物にも十字のヒビ(横揺れが繰り返されるとバッテンにヒビが出来るそうです。)や地面から引っこ抜かれたような境目がみられます。
5月22日に、西原村の友人を尋ねてみました。通行止めが多く、横道を探しながらバイクで入りました。熊本市以上に被害は大きく、やっと数日前に重機が入り、道路が通れるようになったそうです。まだまだ普通の生活に戻るのには時間がかかるそうです。
お客さまからの贈り物
2015年7月29日
暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
大変ありがたい事に、患者さんから色々な物を頂戴する事がしばしばあります。食べ物に関しましては、いつも感謝しながらスタッフと頂戴しております。少し前の話になりますが、御趣味の品を頂戴しましていくつか紹介させて頂きます。
一つ目は女性の患者様からの頂き物ですが、水彩画を頂戴しました。絵心の無い私に解説は出来ませんが、季節の草花をとても自然にかかれていると思いました。東京の絵画展にも毎年出展される熊本では御高名な方の御作品です。
二つ目は、民家のジオラマです。(表現が間違っていましたらすいません。) 男性の患者様からの頂き物ですが、全て手作りらしく、掛け軸の「礼儀」という文字も自筆だそうです。仏像彫りを習われた事はあるそうですが、プロの方ではなく御趣味で作製されたそうです。小さいお子様は覗き込んでいます。
三つ目はサボテンです。男性の患者様からの頂き物ですが、サボテンも色々な種類があるらしく、御趣味でたくさん育ててられるそうです。実は一度頂戴し、適当な鉢で育てていましたら御指南を受け、小さいサイズのサボテンを持ってきて頂きました。もう半年くらい以上経ちますが元気に育っています。この場をお借りして御礼申し上げます。全て院内に飾らせて頂いていますので、お時間がありましたら是非御覧ください。
2014年活動報告
2015年4月10日
雨や曇り空の多い毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか。
2007年3月7日以来、8年ぶりの更新です。忙しさに追われ、ついつい後回しにしてしまいました。ある日、高校の先輩(歯科医師)が歯科専門誌に載られていて、懐かしく思いその方の歯科医院のホームページを拝見しましたらブログをされていました。医院の事や臨床のこと等様々書かれていて、どういう思いでどういう診療をされているかよくわかり、自分もそういうこともしなければならないなあと思いました。(この話も1年前の事ですが)そういう事で、月1回更新を目標に当院の情報や考え等をお伝え出来ればと考えています。(多分無理とは思いますが)
今回は昨年1年間の活動報告をさせて頂きます。これ以外も毎月のKDM(スタディグループ)例会や歯科医師会主催の講演会、国立病院機構熊本医療センターの講演会などに参加させて頂きました。一人で仕事をしていますと、考え方が偏ったり、古い知識のままだったりという事もありますので、今年度も出来る限り様々な学会、講習会などに参加し自己研鑽しようと考えています。
5月 | 春期歯周病学会(岐阜) |
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6月 | KDMベーシックセミナー(ケースプレゼンテーション) |
7月 | 臨床歯科を語る会(東京 ケースプレゼンテーション) |
9月 | 日本口腔インプラント学会(東京) KDM例会(ケースプレゼンテーション) |
10月 | 秋期歯周病学会(神戸 認定医試験) |
11月 | 臨床歯列矯正学セミナー(ケースプレゼンテーション) 日本口腔インプラント学会支部学術大会(山口) 救急蘇生法講習会(国立病院機構熊本医療センター スタッフ2名) |
1月 | 大阪大学KDM合同勉強会(ケースプレゼンテーション) |
歯の治療
2007年3月6日
暖かくなったり寒くなったりと季節の変わり目を感じますこの頃です。
先日、私自分の歯の治療を後輩の歯科医師にしてもらいました。虫歯が3本有りまして2年ほど前から気になっていたのですが、なかなか機会がなく定期的に自分でレントゲン検査を行っていました。自分で治療しようかとも考えたのですが無理と判断してお願いしました。
歯の治療を受けますのは久しぶりで、思い起こせば大学2年生の頃、当時5年生の先輩に小さい虫歯の治療をしてもらいました。病院実習中の見習いの時期にしてもらい、とても怖かったことを覚えていますが15年経った現在もその歯は経過良好です。その後は福岡大学病院で臨床研修医をしていました時に、上の親知らずが生えてきましたので医局の先輩の古賀先生に抜歯してもらいました。口腔外科のベテランで痛みも無くものの数分で終わりました。
今回自分が久しぶりに治療を受けまして、信用しています後輩とはいえ怖かったです。特に痛みも無いのですが、身体に振動を感じましたり削る音などは苦痛だと改めて認識しました。それと麻酔は痛くないのですがその前に塗ります表面麻酔が苦く、患者さんにも我慢して頂いていたのだなあと反省しました。3本同時にしましたので数日痛かったのですが今は快適に咬めるようになりました。病気をした時、健康のありがたみがわかるとよく申しますがまさにその通りだと思いました。
快適な診療を提供したいものです。
新年明けましておめでとうございます。
2007年1月11日
新年明けましておめでとうございます。
この度当院のホームページを作製しました。私も病院を受診する際、どういう病院なのか先生なのか不安です。受診前に雰囲気だけでも覗いて頂けましたら、怖さや不安が少なくなるのではと思いホームページを作ってみました。
歯科医院は皆さん行きたくない所とは存じておりますが、少しでも快適な治療を受けて頂けますよう努力しています。わからないことや不安なことは掲示板かお電話でお尋ね下さい。